私の人生において一番多く一緒に旅に出たのが
イコマ
だと思う。(たぶん。。うろ覚えだけど。。。汗)
素敵フランスへ。
エッフェル君の本気は街がきらきらになる。
ガラスに映って。雲に反射して。みんなの目にも。
この旅はイコマの
「結婚する前にルーブルだけは観ておきたい。」
という謎な動機から始まった。
いまのところ旅行をしたなかで一番素敵と(私が勝手に)言っているフランス。
そこに戸塚区からイコマがくるというからわくわくも最高潮。
モンサンミッシェルも行きたい。
という、イコマの熱い要望をあっさり断り、(だって、だって、年に3回も行くことになるよ、そしてそんな人と行っても感動かなり減量だよね。旦那さんと行け!ということで。☆)
それでもノルマンディー地方ということにしぼり、ドーヴィル、トゥルーヴィル、そしてオンフルールに行ってきました。
そこで、自分が昔から夢見ていた土地はノルマンディーだっったんだ~と確信する。
ひつじ~うま~草原~草原~めっちゃおいしいガレット~海~ムール貝~かもめ!最高。
実家がここだったらいいなぁ。とドーヴィルからオンフルール行きのめちゃめちゃ速いバス(イスから落ちないようにみんな必死な中)で妄想。
写真も撮れないくらいの速さ。どんどん枝をなぎ倒して行くバス。豪腕ドライバー。
オンフルールの宿がどこなのかわからないまま観光案内所はクローズzzz。。。
でも道に迷わない系なのですんなり発見。(乗り物類は別ね、、、汗。)
それよりB&B(ベッドアンドブレックファースト。朝ごはんとベッドだけ。の意)はお部屋に石鹸が無いということを知らなかった私達。(先日行ったアムステルダムのユースホステルでさえあったので油断してしまった。)
夜の11時半に悩む。
晩いけど屋根裏部屋の灯りまだついていたよね。ということで
イコマ宿屋の娘さんに石鹸を借りに行く。
こういうときはイコマと私の性格の違いがおもしろい。
私が2人居たとしても→絶対に行かない。寝てたらわるいなぁ。という意見。
イコマと私→イコマは行く。さすがに石鹸なしでは辛い。という意見。確かに。
ということで私は階段の下からびくびく状況を窺う。
しかし様子が変だ。イコマは「えくすきゅーずみぃ。」といって帰ってきた。
なんとドアが開くとぜんぜん知らないマダムで、それはお客さんだったー!のだ。
どひゃぁ~
次の朝、2部屋しかないこの宿屋、なのに運悪く(よく?)同じテーブルで朝ごはんを頂くことに。
そこでイコマ
「je vous demande pardon 」
って私は知らないフランス語を発したイコマ。
挨拶もままならないイコマが昨日のよるからこれを暗記していたのだ。
感動。
そのマダムも いいのよ~♪ (憶測。)という感じで場の空気は和やか。
その日は宿のお庭でのんびり。(お宿の写真提供;イコマ)
街もすごくかわいらしくって、いろいろお店を見たかったのだけど
あいいくお昼休みに突入してしまっていたので断念。
おみやげものやさんちのビリーさん。
ギャラリーの軒先で藤田の版画を発見。
そして目指すはエトルタ!
宿屋の娘さん(オンディーヌさん)はバスで食べてね。とお庭で獲れたりんご、洋ナシ、なしを洗ってそのままかじれるようにして持たせてくれた。
こんな美しい自然と、お庭のりんごをかじっているかわいい犬と、流れ者だけどみんながきになっちゃう猫と
お料理上手のお母さんと暮らすとこんなにも素敵な子に育つのだなぁ。と感じた。
りんごの色も、壁の質感も、犬の毛色も彼女の声も。
ここにあるいろんなことがすごくやさしい。
オンディーヌさんはバス停まで私達を見送りに来てくれた。
しかし、その日はバスが出ておらず、ドーヴィルへ戻ることに。
ドーヴィルの海を見ていなかったので私達にはちょうどよかった。
帰ったら映画「男と女」を観るのが課題。
ここが舞台になっているらしい。
ふつーに写真とってもこんなんだからそりゃ、映画になったら素敵だろうなぁ。
毎回バスや電車に乗る前は速歩、またはダッシュ。
これは何かの部活か?というくらいに。
何を隠そう、一番走ったのは最終日ですけど。。。。。涙。